京都が延期になっていた第36節の徳島戦（10月25日開催）を勝利し一歩抜け出したと思ったのですが、今節の北九州にまさかの敗戦で勝点を伸ばすことができず。
一方、京都を追いかけている湘南（69）、大分（67）、横浜FC（67）、千葉（66）は揃って勝利したため、京都との勝ち点差を詰める結果に。（）内が勝点なので、横浜FCまでは次節の結果次第では2位に入れる可能性を持っています。
また得失点差では、京都（+14）、湘南（+19）、大分（+16）、横浜FC（+15）、千葉（+23）と京都が一番少なくないものの、僅差には変わりありませんから勝点と同様に得失点も大きなポイントになってきそうです。
組み合わせを見ると、京都は最後に甲府を残しているのに対し、湘南は鳥取、町田と下位チームを残しているは若干アドバンテージがあるように見えます。が、今年のJ2は下位チームだからといって、簡単には勝たせてもらえないですから、甘く考えていると逆にやられる可能性もあるので、難しいとは思います。
一方、プレーオフ圏内に目を向けると、現在6位の千葉の勝点が「66」のため、可能性を残しているのは9位の栃木（60）までなんですが、栃木は得失点差が「+3」しかなく、勝点で千葉と並んだとしても得失点差をひっくり返すのは現実的ではないため、実質可能性を残すのは7位の東京V（63）と8位の山形（61）まで。
しかも組み合わせの妙というか、次節で東京Vは横浜FCと山形は大分との対戦を控えています。横浜FCも大分も2位に入るためには引き分けでは難しいため、絶対に負けられない試合ですから昇格に向けた大一番といっていいと思います。
なにはともあれ、J2は残り2節。その中で自動昇格の可能性を持っているのが5チームもあるという混戦ですから、盛り上がること必至だといえますね。
対戦表はこれ
