2013年2月27日(水)にACL(AFCチャンピオンズリーグ)の開幕戦が行われ、グループEに入っている仙台が、ホームでタイのプリムラと、グループFに入っている浦和がアウェイで広州恒大と対戦しました。
試合結果は以下の通り
仙台 1-1 ブリラム
広州恒大 3-0浦和
仙台は、後半8分に相手のハンドによるPKを梁が決めるものの、後半31分にコーナキックから失点していまい追いつかれてしまいそのまま試合終了とホームで痛い引き分け発進に。
この試合は見ていないのですが、当初新システムの3トップを採用したものの、それが機能せず後半にシステムを戻して(多分4-4-2)戦った模様です。結果はでなかったようですが、選手、指揮官とも一定の手応えを感じたとコメントしています。
もう一つの浦和は、前半15分、後半20分とパスミスを拾われてショートカウンターから2失点、ロスタイムにはキーパーのクリアがディフェンスの阿部にあたってオウンゴールと合計3失点。
実はこの試合をテレビ観戦(G+で)していましたが、ほんとパスミスが多かったですね、ピッチの問題も確かにあるといえばありますけど、それにしても連携が取れていないのが明らかでした。
オウンゴールは不運でしたが、その前の2失点はともに自陣からビルドアップするためのつなぎのボールがパスミスになり、相手に拾われそのままゴールに繋がっています。広州恒大のフォワード陣の決定力もさすがだと言えますけど、あそこで取られるとディフェンスもキツいですね。
攻撃陣に目を向けると、ワントップの原口がちょっと消え気味(途中交代したし)でしたが、槙野、森脇のサイドバックも高い位置にポジションを取ることも多かったですし、全体のビルドアップはしっかりとできていたので、後は決めるだけという雰囲気も作っていました。
ただそれを決められないのが浦和がこの試合を落とした要因だったりしますけど、正直広州恒大のディフェンスも高さも強さもあったのでもう一つ二つ工夫がないと駄目なんでしょうね。あと、決定的な仕事をするフィニッシャー不在というのもあるかな。
浦和は今期に入り大型補強をしてチーム力がアップしている印象を持っていましたが、連携の面ではまだ少し時間がかかるのかもしれません。