第41節では、J1昇格を争っている上位5チーム(京都、湘南、大分、横浜FC、千葉)がすべて勝利し勝点「3」を確実に積み上げたため、40節終了時点では自動昇格の2位は決定せず、昇格争いは最終節に持ち越されました。なお、自動昇格の可能性があるのは千葉を除く4チームに絞られています。
ただ、7位の東京Vが横浜FCに敗れ勝点が「63」で止まってしまったため、プレーオフ進出の可能性がなくなっているので6位千葉のプレーオフ進出は確定しています。
そのため、気になってくるのは自動昇格がある2位争いとなります。
まずは現在の順位と勝点、得失点差、次節の対戦相手をまとまめてみました。
順位 | チーム | 勝点 | 得失点差 | 次節対戦 |
---|---|---|---|---|
2位 | 京都 | 73 | +16 | 甲府 |
3位 | 湘南 | 72 | +20 | 町田 |
4位 | 大分 | 70 | +19 | 松本 |
5位 | 横浜FC | 70 | +16 | 岐阜 |
現在2位につけいる京都は勝点では上位にいるものの、得失点差では5位横浜FCと同じ4チーム中一番下になっていますから、次節敗れて勝点を伸ばせないとなると得失点差で順位を落とすことになります(この可能性があるから順位が確定してないんですけどね)。
→例えば京都が敗れ、横浜FCが勝った場合、京都の得失点差はマイナス、逆に横浜FCの得失点差はプラスになりますから、得失点差で逆転という結果になります。
引き分けであれば、大分、横浜FCよりは勝点で上回るため順位をキープできますが、その場合3位の湘南が引き分け以上で順位が逆転するので、順位をキープするためには勝たないとダメってことですね。
しかも、京都の対戦相手が首位の甲府なのに対し、残りの3チームはすべて下位チームとの対戦と京都にとってはかなり厳しい状態にあります。
ちょっと京都に厳しい話が続きましたが、いい話もあって実は京都は前回甲府と対戦したときは3-0と快勝しているんですね。しかもその時はアウェイでしたが、今節はホームに戻っての対戦となるため、メンタル的には決して悪い状態ではないと思います。しかも勝てば確実に昇格できる状態ですから。
などと勝手なことを書きつらねたきましたが、リーグ戦もラスト1節、どんな結末が待っているか楽しみにしたいと思います。