残り試合数も徐々に減ってきていて、熾烈さを増しているJ1昇格争いですが、第35節を終わった時点(残り試合は7)でも、まだ余談を許さない展開となっています。
混戦は混戦ですが唯一抜け出した感があるのが、北九州にアディショナルタイムで逆転して勝利した甲府。この勝利で勝点を「71」まで伸ばし、2位で今節敗れた湘南との勝ち点差を「8」まで広げることに成功しています。
3位争いでは、京都、栃木、横浜FCが勝利し勝点を積み上げたものの、山形、大分が敗れて足踏み。直接対決となった千葉vs東京Vは1-1のドローに終わり勝点「1」を分け合う形に。
昇格レースのチェック開始時点(32節終了時点)では、下位にいたチームが確実に勝点を積み上げる中、逆に上位にいたチームが思うように勝点を伸ばせず、その差が縮まっているのが現状となっています。そして各チームとも上位陣との対戦を残しているので、まだまだって感じですよ。
勝点のお話
順位表をみると一発ですが、首位の甲府が勝点「71」で唯一70点台に乗せていますが、以下は2位の湘南が「63」、3位の京都が「61」、4位の千葉、5位の東京V、6位の大分が揃って「58」、7位の横浜FCが「57」、8位の山形、9位の栃木「56」で並んでいます。
ということは、自動昇格のある2位までは勝点「7」の中に8チームがひしめいている状態になります。
ここまでの対戦結果と、この後の対戦表はこちらになりますが、各チームとも上位対決を2~3試合は残しているんですよね、、、
そうなるとやはり下位チームとの対戦で確実に勝点を積み上げる戦いができるかがポイントになってくると思いますが、それがプラン通りいかないのが今年のJ2の難しいところでもあり、混戦になっている要因なのでこの後の一波乱二波乱はありそうなので、ほんと目が離せません。