J1昇格争いの先頭を走っている甲府が3点リードから徳島に追い上げられるものの、なんとか逃げ切り勝点を「77」に伸ばしました。なお甲府はこの試合の勝利でJ2のタイ記録となる19試合連続無敗(14勝5分)を達成しています。
2位の湘南が愛媛に引き分けで勝点は「64」までしか伸ばせていない状況なので、J2優勝=J1昇格へ確実にコマを進めたと言っていいと思います。
湘南の引き分けは先に書いたとおりですが、その他の昇格争いをしているチームもプレッシャーなのか、勝ち切れないチームが続出で、第37節で勝点「3」を手にしたのは、千葉、京都、横浜FCの3チームのみ。
その結果、2位の湘南(64)と7位の東京V(60)まで勝点「4」の中に5チームがひしめく状態になっているので、2位争いもまだまだ決着がつかない感じですね。→京都が延期になった徳島との試合を残しているので、若干有利という見方もあります。
プレーオフ対象の6位まで考えた場合、8位山形が勝点「57」、9位栃木も勝点「56」とギリギリでついてきているので、今のベスト6(実質5チーム)とはいってもひとつの敗戦で大きく状況が変わってしまうことには変わりないです。
# 上位陣が足踏みしている中、10位の岡山も数字的にはまだ可能性があるので、ここからの巻き返しにも期待したいと思っています(今節勝っているし)。
千葉が、大分、湘南、山形との対戦を残しているのが2位争いの「鍵」になってくる感じですね。