2013年2月28日(木)にACL(AFCチャンピオンズリーグ)のグループG、グループHの第一試合が開催され、Jリーグからは広島がホームでウズベキスタンのブニョドコルと、柏がアウェイで中国の貴州人和と対戦しました。
試合結果は以下の通り
広島 0-2 ブニョドコル
貴州人和 0-1 柏
広島はホームにもかかわらずブニョドコルに2失点で得点を奪うことなく黒星スタートに。怪我が心配された佐藤寿人もフル出場していますが、残念ながらゴールできず。
試合は見ることができませんでしたが、報道を見る限りだと固めた守りを崩せずに逆に相手の一発に沈んだような感じですね。
日本勢はポゼッションでは負けていないものの、最後の最後に決められるフィニッシャーがいないのが共通の悩みかな。その点がACLに出場している他のチームとの違いだと思います(まあ、決めているのは外国人枠の選手が多いですが)。
もう一つ試合の柏は、前半のアディショナルタイムに新加入のクレオが長身を生かしたヘディングシュートを決め、それを守りきりJリーグ勢で唯一の初戦勝利を手にしました!
富士ゼロックススーパーカップでは少し不安の覗かせていた柏ですが、3バックはもちろんですが課題だと感じた攻撃陣も一つの結果を残せたのは今後に大きなプラスかな。
ちなみに、クレオは昨年は広州恒大のフォワードとしてACLに出場しているので、戦い方を知っている選手がしっかりと答えを出してくれたことになります。
ACLの初戦が終わったわけですが、アジアでの戦い方の難しさを改めて感じる結果になりましたね。ただJリーグ勢としては開幕前の試合でコンディション的にも難し中での初戦だったので、敗れたといってもそれほど悲観すること無くリーグそしてACLの第二戦に向けて調整を取っていくのが大事だと思います。
そして、出場したすべてのチームが予選リーグを突破してノックアウトステージ(決勝トーナメント)に進んでいくことを願いましょう。