サッカー日本代表歴代監督のコメントは日本サッカー協会のWebサイトに掲載されていますが、ページに分かれていたので、勝手にまとめさせていただきました。
※読みやすを考慮して、引用符抜きにしてあります。
どの監督も日本のことをすごく気にかけてくれていることがわかります。
監督ではありませんが、UEFA会長のミシェル・プラティニ氏からのコメントもあったので、合わせて掲載します。
You’ll Never Walk Alone~我々は決して一人ではない~
大きなことはできませんが、できることを少しずつそして確実に行なっていきたいと思います。
フィリップ・トルシエ
日本のみなさんへ
日本が見舞われた悲劇に私自身も直面して、被害にあわれたすべての家族の方々と、肉体的・精神的に苦しんでられるすべての日本の方々に、心からのお見舞いとお悔やみを申し上げます。
この未曽有の大災害は、日本を襲ったのはもちろんですが、同時に人間社会一般に対する自然からの攻撃でした。悲嘆にくれる日々を過ごすわれわれがまずやるべきは、犠牲になった人々を思うことです。そしてこのような状況では、わずか数日前に愛するものを失った人々、すべてを失くしてしまった人々の前で、言葉は何の意味も持ちません。
しかしみなさんと私は、言葉を超えた信頼の絆でつながっています。みなさんと世界との連帯、復興のための活動に、何らかの形で貢献できます。微力ではありますが、私にその心づもりがあることを、どうか忘れないでください。
元URL:http://www.jfa.or.jp/jfa/topics/2011/40.html
ジーコ
日本の皆さん、大変な状態ですが頑張って下さい。私が被災地の役に立てるのなら、どんな事でもすぐに連絡してください。親愛の情を込めて
元URL:http://www.jfa.or.jp/jfa/topics/2011/42.html
イヴィツァ・オシム、アシマ・オシム
日本での大地震、大津波、原子力発電所のニュースを息が止まるような気持ちで見ています。大きなショックを受けています。たくさんの犠牲者、被災者の方々にお見舞い申し上げます。
また、日本でのわたくしたちの友人たちの安否も気遣っています。日本サッカー協会、代表チームのスタッフ・関係者、Jリーグ各クラブや選手たち、その家族や友人たちの安全を祈っております。みなさまに心からのご挨拶を送ります。
元URL:http://www.jfa.or.jp/jfa/topics/2011/41.html
岡田武史
東北地方太平洋沖地震で被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。数多くの方々が辛い状態にある現在の状況に胸が張り裂ける思いです。
私個人として、今何ができるのか考えています。大きなことはできないかもしれませんが、ひとりでも多くの人の力になれるように一歩でも動き出したいと思っています。
私たちが愛する日本サッカーが世界に誇れる強みは、「一体感」だと昨年のワールドカップでも実感しました。また今回の被害への対応を報道しているアメリカ誌では「不屈の日本」と技術力や精神力が称えられていたようです。日本人は、その強みを生かし今回の難局に立ち向かい闘い続けられる国民だと思います。
今、私ができることは、「多くの仲間が皆さんをサポートしようとしているので、頑張ってください」と伝えることしかできません。しかし、サッカーファミリー、スポーツを愛する人々の力をひとつにまとめると被災地で闘い続ける人たちの力になれると信じています。
元URL:http://www.jfa.or.jp/jfa/topics/2011/43.html
アルベルト・ザッケローニ
3月17日に日本に戻る準備をしている中、3月の代表戦を中止し、チャリティーマッチを開催する方向で準備をしているという連絡を受けた。
日々、刻々と被災状況と甚大な被害が明らかになる中で、このチャリティーマッチを、被災者の皆様と復興に向けた活動を支援していく最初の活動としていきたい。
被災された皆様にはあらためて心からお見舞いの気持ちをお伝えし、少しでも勇気づけることができればと思っている。
日本代表チームの監督に就任以来、団結力や規律、他人を尊重する心など、日本人の美徳を間近で見てきた。
このような困難な状況に置かれても、日本は必ず立ち直ると確信している。
私も、被災者への支援や復興に向けて、日本サッカー協会とともに、代表チームとして、サッカー界として一致団結して全力を尽くしていきたい。
元URL:http://www.jfa.or.jp/national_team/topics/2011/72.html
ミシェル・プラティニ
史上最悪の惨事の中におられる日本の皆様に、ヨーロッパサッカー界の強い団結をお伝えします。被災された皆さんがどんなにつらい状況にいて、どんなに悲しく感じているか、我々の思いは皆様のもとにあるとお伝えしたいと思います。
被災者の方々に心からのお見舞いの意を表し、今週のUEFA(ヨーロッパサッカー連盟)の主催大会の全試合において、試合前の黙とうを捧げ、ヨーロッパと日本の団結を広く世界に示すよう指示しました。
極めて厳しいこの状況で、被災地の皆様をはじめ、日本の皆さんのお力になれることがあれば何でもできる準備が整っているということを日本サッカー協会を通じて改めてお伝えします。
心からのお見舞いと友情を込めて。
元URL:http://www.jfa.or.jp/jfa/topics/2011/45.html
<日本サッカー協会の皆様へ>
引用に問題があれば早急に掲載を見送りますので、フッターのメールフォームでご連絡ください。
よろしくお願いします。