2011年のJ1開幕戦では、合計で21ゴールが誕生しました。
ちなみに、J1のファーストゴールは後半開始7分の新潟ミシュウのゴール。実はその前にJ2愛媛のジョジマールのゴールです。
まあ、そんなプチ情報はいいとして、改めてゴール分析をしようと思ったのは、ツイッター上で見かけた「ゴールはディフェンダーばかり」という書き込み(完全に流していたので、誰のかはわかりません)。
これを読んで、そういえば気になるなと思い、チェックすることにしました。まずは第1節の全ゴールゲッターの紹介。
【甲府 VS 磐田】
甲府:なし
磐田:山本康裕(MF)
【名古屋 VS 横浜FM】
名古屋:ケネディ(FW)※PK
横浜FM:兵藤慎剛(MF)
【G大阪 VS C大阪】
G大阪:アドリアーノ(FW)、遠藤保仁(MF)
C大阪:倉田秋(MF)
【広島 VS 仙台】
広島:なし
仙台:なし
【福岡 VS 新潟】
福岡:なし
新潟:ミシェウ(FW)、ブルーノ ロペス(FW)、藤田征也(DF)
【川崎 VS 山形】
川崎:矢島卓郎(FW)、登里享平(MF)
山形:なし
【柏 VS 清水】
柏:ジョルジ ワグネル(DF)、パク ドンヒョク(DF)、レアンドロ ドミンゲス(MF)
清水:なし
【神戸 VS 浦和】
神戸:ポポ(FW)
浦和:なし
【鹿島 VS 大宮】
鹿島:伊野波雅彦(DF)、岩政大樹(DF)、オウンゴ-ル
大宮:李 天秀(FW)、上田 康太(MF)、李 天秀(FW)
()にあるのが登録上のポジションです。
システム的にMFでも3トップに入ったりしますが、その辺を考慮しているとやっていられないので、ここでは登録上のポジションで話を進めていきます。
まずは、ポジション別のゴール数
FW=8、MF=7、DF=5
わりと綺麗に並んだ感じです。
数字だけで見ると、1/4がディフェンダーのゴールとなります。
最近の得点の傾向にフリーキック、コーナーキックといったセットプレイが多く、その時にはディフェンダーが上がるのが一般的ですから、リーグ全体としては特にディフェンダーのゴールが多いという感じは受けませんね。
ただ、フォワードのゴールの中で日本人が矢島卓郎(川崎)のみで、残りが外国人選手という点は気になりますね。逆にディフェンダーは5点中3点が日本人(外国人は柏の二人)と、若干ですが上回っています。
得点力不足が囁かれて久しい日本ですが、Jリーグ全体としても得点力を問題にしてもいいのかもしれません。まあ、試合に勝ちたいと思った場合に、日本人フォワードよりも外国人フォワードを使いたくなる気持ちは十分理解できますけど、、、